- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
串だんごは何故4個刺さっている? - 寛永通宝の発行の際、5個から4個に

串だんごは、だんごが4個、串に刺さっていますが、これは何故なのでしょうか?
串だんごは何故4個刺さっている?
新硬貨の発行は、生活面に多くの影響を与えます。
その中でも、1767年(明治4年)に発行された四文銭は面白い存在です。
この硬貨は、当時既に発行されていた一文銭とともに、寛永通宝(かんえいつうほう)と呼ばれました。
そして、この寛永通宝が影響を与えたものは、なんと、串だんご!
実は串だんごは、それ以前は1串5個で売られていたのですが、1個1文と計算し、4個刺しに変わったのです。
これならば、四文銭1個でおつりが不要というわけです。
現在も串だんごが4個刺しなのも、ここから来ています。
寛永通宝は、甘酒やそばの値段等にも影響
他には、甘酒1杯八文、そば十六文と、物の値段が四文ないしはその倍になったものが多くありました。
なお、四文銭発行当初は、いわゆる便乗値上げが起きて物価上昇の原因になるのではないかと、喜ばれなかったということですが、これは現在にも通じるものがありますね。
- 関連記事
-
カテゴリ:[雑学]