Super源さんの雑学事典

渦巻き型蚊取り線香はどうやって作られる? また、立ち上る煙は本当に安全?

蚊取り線香

昔は、花火にスイカ、浴衣に縁側の蚊取り線香が夏の風物詩でした。
最近は、クーラにプール、フラッペに電子蚊取り線香ということになるらしいです。
さて、その蚊取り線香ですが、この渦巻きはどうやって作られるのでしょうか?
また、火をつけた後に立ち上る煙は、本当に安全なのでしょうか?

渦巻き型蚊取り線香は、どうやって作られる?


まず、抽出機で原料を板状にします。
これを、渦巻き型の刃がついた打抜き機で切り抜くと、2つがセットになったあの形が完成します。
といっても、機械としては簡単なもの。刃型や打ち抜き機に特別な装置が取り付けられているわけではない非常にシンプルなものです。
この機械なら、1分間に約238セットの製造が可能です。

もっとも、1940年(昭和15年)にこの機械ができるまでは、職人さんによる1つ1つの手作り品だったことはいうまでもありません。

ちなみに、渦巻き型の蚊取り線香が登場したのは、1895年(明治28年)のこと。
最大手メーカー・大日本除虫菊の初代夫人が、棒状の物よりも煙が多く、長持ちする形として考案したものです。

蚊取り線香から立ち昇る煙は本当に安全?


蚊取り線香には、ピレスロイド系の殺虫成分が使用されています。
メーカーのホームページを見ると、この成分は除虫菊(じょちゅうぎく)の花に含まれる成分とよく似た作用・構造の化合物で、虫に対しては殺傷効果がありますが、人を含む哺乳動物(ほにゅうどうぶつ)に対しては安全だと書かれています。

しかしながら、実際には蚊取り線香1本中に、タバコ70本分ものタールが含まれています。
さらには、ホルムアルデヒドや発がん物質等の、多くの危険物も含まれています。

たばこの煙の成分のうち、最も量が多く、有害だといわれる発がん性物質・タールは、何もたばこに限ったことではなく、植物を燃やせばかならず発生します。
そして、蚊取り線香の主成分は、木や草の粉末です。木の粉を燃やしている以上、当然タールは発生します。

なので、もしもあなたが、閉め切った部屋で、1本の蚊取り線香を焚(た)いたなら、それはたばこ20本分のタールを、何回も何回も自分の肺で濾(こ)しとっているのと同じことです。

なので、あなたがもし、たばこの副流煙を避ける生活をしているなら、また、子供や赤ちゃんのために、家の中での喫煙を避けているのなら、これからは蚊取り線香の煙にも警戒した方がよいでしょう。

参考にしたサイト
蚊取り線香の煙は、たばこの副流煙と同じくらい危険なんですけど? – ソクラテスの煙草のブログ<
http://blog.soc-toba.com/2017/07/31/katori/
雑学 豆知識
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