
鳥類や哺乳類は、上下のまぶたの間いっぱいが黒目になっているように見えます。
犬や猫を見てみると、黒目以外はほとんど動かさず、首を動かして物を見ているようです。
一方の人間はといえば、近くの物を見るときは首を動かさずに、眼球だけを動かしています。
頭を動かすよりも、眼球を動かすほうが、はるかにエネルギー消費量が少なくてすむので効率的です。
そして、この眼球の活発な動きが、白目を大きくしたのです。
人間以外の動物で白目の大きいのは、高等なサル類や、類人猿。
ということは、少なくとも、「白目の大きな動物は頭が良い」、ということはいえるでしょう。
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