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ワイシャツの裾が不必要に長いのは何故? - パンツの代わりを果たしていた

ワイシャツの裾(すそ)ですが、ズボンから飛び出さない程度の長さがあれば良いと思うのですが、実際には、かなりの長さがズボンの下に隠れることになります。
何故、ワイシャツの裾は、不必要と思えるほど、こんなに長いのでしょうか?
ワイシャツの裾は、ヨーロッパの紳士のパンツの代わりを果たしていた
実はこれには、深いわけがありました。
17世紀頃、ヨーロッパの紳士のパンツの代わりを果たしていたのが、この裾だったのです。
当時は、男女ともに下着をつける習慣はなく、肌に直接シャツを着ていました。
が、やがて女性が馬に乗るようになり、衛生面を気づかって(あるいは股ズレを嫌って?)下着が用いられるようになりました。
そして、男性も右にならえで、取りあえずシャツの裾を長くして、大切なところをガードしたというわけです。
が、全体的に長くしてしまうと、馬に乗るときに裾が鞍(くら)にかかってしまい、邪魔になります。
そこで、両側は切れ込むように短いデザインにしたのです。
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カテゴリ:[雑学]