Super源さんの雑学事典

門松は何故斜めに切る?-武田家を切ってやるという松平家の心意気から

鏡餅(かがみもち)と並んで、めでたい正月のシンボルである門松(かどまつ)。
この門松が、戦国時代の抗争劇(こうそうげき)を物語っているのをご存知でしょうか?

門松

門松を斜めに切る理由


門松の松は松平家(のちの徳川)、竹は武田家の象徴で、竹が斜めに切られているのは、宿敵武田家を袈裟切り(けさぎり)にしてやるという、松平家の心意気を表わしています。

毎年正月になると、竹(武田)を松(松平)が取り囲む門松を作って、今年こそ武田を討とうと、兵士たちを鼓舞(こぶ)したのです。

この門松のおまじない(?)が効いたのか、のちの長篠の合戦で、松平は織田と組んで武田を滅ぼします。
が、松平は武田との戦いで培(つちか)った闘志(とうし)を代々まで伝えようと、この門松を徳川の時代となっても飾り続けたのです。

うまい言葉が見つかりませんが、「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」といった感じでしょうか。

そしてそれが、江戸の町民たちの間にも広まり、今に至っているわけです。

おわりに


このような歴史的な由来はともかく、もしもこの竹の切り口が斜めではなく水平だったら、このような凛(りん)とした美しさはないように思います。
シンプルながら、なかなか秀逸(しゅういつ)なデザインですよね。

ちなみに、正月のもうひとつのシンボルである鏡餅にはみかんをのせますが、何故、りんごでもレモンでもなく、「みかん」なのでしょうか?
ご興味をもたれた方は、「鏡餅の上には、何故みかんをのせる?-その意外な理由」をお読みください。
雑学 豆知識
関連記事

* Category : 雑学

* Comment : (2)

お、良い話♪ * by たったん
だから武田に縁の地域の角松の竹は横水平に斬られているんです♪

Re:お、良い話♪ * by Super源さん
たったんさん、こんばんは。v-410
コメントありがとうございます。

ええと、煩雑になるため上の記事には書かなかったのですが、門松を飾る習慣は、実は室町時代からあったようです。

もともとの竹の切り方は「水平」でした。

が、徳川家康の時代に、「斜め切り」のものが出てきました。その理由は上に書いた通りです。

それで、現在武田信玄ゆかりの地ではどうなっているかというと、甲府市街を実地調査した方がいまして、それによれば、ななめ切りの家が多かったとのことです。

以下に、そのURLを載せておきますね。

http://tenu.at.webry.info/200412/article_20.html

その方いわく、「地元の歴史を尊びましょう」です。
堂々と敵側の門松を飾っているわけですから、確かにその通りですね。【><】

コメント









管理者にだけ表示を許可する

お、良い話♪
だから武田に縁の地域の角松の竹は横水平に斬られているんです♪
2013-07-28 * たったん [ 編集 ]
Re:お、良い話♪
たったんさん、こんばんは。v-410
コメントありがとうございます。

ええと、煩雑になるため上の記事には書かなかったのですが、門松を飾る習慣は、実は室町時代からあったようです。

もともとの竹の切り方は「水平」でした。

が、徳川家康の時代に、「斜め切り」のものが出てきました。その理由は上に書いた通りです。

それで、現在武田信玄ゆかりの地ではどうなっているかというと、甲府市街を実地調査した方がいまして、それによれば、ななめ切りの家が多かったとのことです。

以下に、そのURLを載せておきますね。

http://tenu.at.webry.info/200412/article_20.html

その方いわく、「地元の歴史を尊びましょう」です。
堂々と敵側の門松を飾っているわけですから、確かにその通りですね。【><】
2013-07-30 * Super源さん [ 編集 ]