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頭の形は、幼児期の寝相で決まる?


よく、絶壁頭の人が、「オレ、赤ちゃんの頃、寝てばかりいたから…」などと言っているのを耳にします。
最近では、頭の形が良くなるようにと、赤ちゃんをうつぶせに寝かせたり、ドーナツ枕を使わせたりする親も多いようです。
それでは、本当に赤ちゃんの寝かせ方で、頭の形は決まってしまうのでしょうか?
人間の頭蓋骨は、およそ4つの骨が組み合わさってできていますが、生後まもなくから、骨がしっかりと組み合わさる2歳ごろまでが、頭の形が大きく変化する時期であることは確かです。
しかしながら、寝かせ方で頭の形が決定してしまうのかといえば、どうもそうではないようです。
赤ちゃんの頭は、左右均等には成長しません。
したがって、赤ちゃんは右の後頭部が大きくなると左に傾き、左の後頭部が大きくなると右を向いて寝るようになります。
つまり、寝かせ方で頭の形が変わるのではなく、頭の形で赤ちゃんの寝方が変わるというのが真相のようです。
また、絶壁頭も、寝かせ方とは何の関係もなく、大人になっても直らないのは遺伝のケースが多いのです。

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