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コカ・コーラの底にある謎の刻印の正体は?

最近は、都市伝説や噂の流行が話題になることがあります。
古くは、「ハンバーガーはネコの肉」とか、「ケンタッキーおじさんの呪い」など、根も葉もない噂で迷惑した外食産業もあります。
今日は、コカコーラの瓶の底にある刻印の真実に迫ってみたいと思います。
かつて、コカコーラに「甘口、辛口、中間」があるという噂が
かつてコカ・コーラにも、「『甘口、辛口、中間』と味が三種類ある」などという噂(うわさ)が流れたことがあります。
コカ・コーラの底にある刻印が四角い瓶は炭酸の強い「辛口」で、刻印が丸い瓶は炭酸の弱い「甘口」、三角の瓶はその中間だ、というものです。
この噂は、「地区ごとに、どの味が受けるかテスト中だ」などと、話はどんどん具体性をもって大きくなっていきました。
これは、そもそもコカ・コーラの底の刻印に、四角、丸、三角と3つの種類があることが事のはじまりでした。
刻印がすべて同じではなく、3種類あるため、そんな神話が生まれたのです。
コカ・コーラの四角、丸、三角の3種類の刻印の意味は?
それでは、コカ・コーラの瓶の底にある、これら四角、丸、三角の3種類の刻印には、どんな意味があったのでしょうか?
答えは簡単明瞭で、ボトルの製造工程で、やむを得ずできるもので、深い意味など何もありませんでした。
具体的には、コカ・コーラのボトルの表面に機械でロゴ・マークを入れる際、ビンの位置を決めるために、円形やら四角やらのくぼみがつけられます。
が、工場によってその形が違うため、この3種類の刻印があるというわけなのです。

写真は、こちらからお借りしました。
「コカ・コーラを飲むと骨が溶ける」といわれたことも
また、1970年代から1980年代前半頃にかけて、「コカ・コーラを飲むと骨が溶ける」ということがいわれたこともありました。
このことについて、当時、コカ・コーラ社ではパンフレットを作成し、「確かに魚の骨をつけておくと溶けてしまう」ことを認めました。
しかしながら、魚の骨は人間の骨と成分が違うこと、また、通常人が飲んだコカ・コーラは消化器官を経由し、骨に触れるころには別な成分に変わっているため、飲み続けても骨がもろくなったり、溶けたりすることはないと説明していました。
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カテゴリ:[雑学]