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パーマのウェーブは、泥から生まれた?


パーマの発明者は、マルセル・ネスラーという人です。
彼が、初めてパーマ店を開いたのは、1906年のことでした。
面白いのは、マルセル・ネスラーがパーマの技術を発明したきっかけです。
それは、彼がアフリカを旅行していたときのことです。
原住民の女性が、髪に小枝を巻いて泥を塗り、髪を乾かしているのを見かけたのです。
そして、その小枝を外したあと、きれいな巻き毛になっているのにピンときたネスラーは、その女性の使った泥を持ち帰り、成分を調べてみました。
その結果、この泥にはハンダづけなどに使われている硼砂(ほうしゃ)という成分が含まれていることが判明。
かくして、髪のウェーブを固定させて、かつ長持ちさせる成分が発見されたのでした。
ちなみに、当時の髪にパーマをかける器具はバカでかく、また髪に巻くカーラも真鍮(しんちゅう)製で、1個が800gもある重いものだったといいます。
おまけに、髪が乾くまで6時間もじっとしていなければならなかったということなので、これはもう、想像しただけで疲れる話ですね。

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カテゴリ:[雑学]