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武士は何故ちょんまげスタイルなのか? - ちょんまげは出陣に備えたものだった

何事にも意味があるものですが、武士のちょんまげにもやはり意味がありました。
武士のちょんまげスタイルは、出陣に備えたものだった
時代劇に登場する武士のちょんまげスタイルですが、良く見ると、ちょんまげの前頭部、月代(さかやき)と称する部分を青々と剃っています。
武士といえば、戦争をするのが本業。いざ合戦ともなれば、鎧兜(よろいかぶと)に身を固め、出陣とあいなります。
しかし、兜(かぶと)というのは重くて、通風も良くありません。
そこで、頭がむれないようにと、髷の前の部分を剃ったのが、このヘアスタイルの始まりといわれています。
また、浪人に髷の回りに髪を伸ばした総髪が多かったため、差別化をはかるという目的もあったようです。
そうした特権意識は、町人の心をもくすぐり、月代を剃る習慣が広まりました。
これは、何やら現代のヘヴィメタル・バンドの奏者が、髪を金色に染めて逆立て、「オレたちを、そこらへんの軟弱バンドと一緒にしてくれるなよ」とヘアスタイルで自己表現しているのに一脈通じるところがあります。
もっとも、こちらの方は、カッコイイからと真似をする人はあまりいないようですが…。

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カテゴリ:[雑学]