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カメの甲羅は何故六角形? - 外圧に非常に強い構造

カメの特徴といえば、ニョキッと伸びた長い首と2本の両手、そして体の大半を占めるあの大きくてズシリと重い甲羅ですね。
この甲羅は、何故六角形をしているのでしょうか?
カメの甲羅の重さは、体重の3割を占める
童謡で、「もしもしカメよ、カメさんよ~。世界のうちでお前ほど、歩みののろいものはない~」と歌われているカメですが、これは嘘ではありませんでした。
カメの歩行速度は、ガラパゴスゾウガメで時速3.3km、地球上に現存する四肢動物のうちで、もっとものろいのです。

その原因は、あの巨大な甲羅にあります。
カメの甲羅の重さは、なんと体重の3割にも達するというのです。
が、この甲羅のおかげで、カメは2億数千億年という膨大な時間を、少しも変わらず生き抜いてくることができたのです。
カメの甲羅は、外圧に非常に強い構造
カメの甲羅は、身ての通り亀甲(きっこう)と呼ばれる六角形の骨がドーム状になっており、外圧に非常に強い構造となっています。
また、太陽熱を受け、それを亀甲内に分布している血管内の血液に伝えるというソーラーシステムにもなっています。
つまり、甲羅の角度を変えることにより、熱量を調整し、体温調整を可能にする、信じられないほどよくできたメカニズムを、カメは持っているのです。
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カテゴリ:[雑学]