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レンコンには何故穴がある?- 空気を地下茎の末端まで行き渡らせるパイプの役目

レンコンには、何故穴があいているのでしょうか?
「それは、カラシを詰めるため」と答える人は、きっとユーモアのセンスのある人だと思います。
レンコンには何故穴がある?

レンコンは、漢字で書くと「蓮根」。実は、私たちが食べているのは、ハスの土の中にある地下茎(ちかけい)の部分です。
この地下茎には、いくつもの節があり、ストローを通したような穴があいています。
この穴は、日光・栄養・水とともに、植物の成長になくてはならない空気を、地下茎の末端にまで行き渡らせるパイプの役目をしるのです。
ハスの葉で吸収された空気は、その葉の中心部にある空気穴を通り、土中の地下茎へと送り込まれてきます。
ハスが生きる水田や湿地の水底で空気を取り入れるためには、これだけ太くてしっかりとしたパイプが必要というわけなのです。

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カテゴリ:[雑学]