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象の耳は何故あんなに大きい?-うちわの役割を果たしていた


象は、体の非常に大きな動物。特徴は、何といってもあの長ーい鼻とヒラヒラした大きな耳ですね。
鼻の機能については良く知られるところですが、それでは、あの耳は何故あんなに大きいのでしょうか?
象の鼻は、実はうちわの役割を果たしているのです。
象の耳の裏側には、網の目のように血管が走っています。象は、「暑い!」と感じると、耳をパタパタさせて、冷たい空気を送ることで血管を冷やし、温度の下がった血液が体内に流れるようにするのです。
また、象を良く観察してみると、インド象よりもアフリカ象の方が、大きな耳をもっていることが分かります。
これは、サバンナに住み、隠れる木陰の少ないアフリカゾウの方が、耳をパタパタさせる必要性に迫られ、より耳が大きくなったというわけなのです。

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カテゴリ:[雑学]