- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
象の耳は何故あんなに大きい? - うちわのようにパタパタさせて体温調整をしていた!

象は、体の非常に大きな動物。特徴は、何といってもあの長ーい鼻とヒラヒラした大きな耳ですね。
鼻の機能については良く知られるところですが、それでは、あの耳は何故あんなに大きいのでしょうか?
象は、 うちわのように耳をパタパタさせて体温調整をしていた!
象の鼻は、実はうちわの役割を果たしているのです。
つまり、「空冷装置」というわけですね。
象の耳の裏側には、網の目のように血管が走っています。
象は、「暑い!」と感じると、耳をパタパタさせて、冷たい空気を送ることで血管を冷やし、温度の下がった血液が体内に流れるようにしていたのです。

写真はこちらからお借りしました。
また、象を良く観察してみると、インド象よりもアフリカ象の方が、大きな耳をもっていることが分かります。
これは、サバンナに住み、隠れる木陰の少ないアフリカゾウの方が、耳をパタパタさせる必要性に迫られ、より耳が大きくなったというわけなのです。
- 関連記事
-
カテゴリ:[雑学]