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えっ? かつてヒゲは罪の印だった? - 旧約聖書のアダムがヒゲを生やしている理由

「旧約聖書」に登場する最初の人、アダムとイブ。
このうち男性のアダムは、ヒゲを生やしています。
実はこれ、罪の印だったようです。
アダムのヒゲは、罪の印だった
アダムが、最初からヒゲを生やしていたかどうかは議論の対象になっていますが、詩人バイロンによれば、アダムのヒゲは、罪のしるしということになっています。
罪とはもちろん、神の禁則を破って、知恵の木の実を食べた原罪のことです。
アダムとイブは、知恵の木の実を食べると、お互いが裸であることに気づき、イチジクの葉を急いで腰に巻きました。
そのときに、ヒゲが生えたといいます。
これがのちに、男性の威厳を(いげん)表わすシンボルとなり、古代にはヒゲは最高の地位を占める神や人物の象徴でした。
現代では、ヒゲはおしゃれの小道具となっていますが、やはりシンボリックな男らしさを表わしたいときに、ヒゲが用いられることが多いようです。
男性がヒゲを伸ばすようになった起源は、アダムにあったわけです。
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カテゴリ:[雑学]