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切手を発明したのは誰? - 「近代郵便制度の父」と呼ばれたローランド・ヒル
発明したのは、「近代郵便制度の父」と呼ばれたイギリス人のローランド・ヒル(1795年~1879年)です。
ローランド・ヒル

写真は、こちらからお借りしました。
ローランド・ヒルってどんな人?
ローランド・ヒル(Rowland Hill、1795年 - 1879年)は、ウスターシャーのキッダーミンスター(Kidderminster)に生まれました。
彼は、1833年まで教師をしており、その後「実用知識普及協会」の書記となりました。
1837年、彼が42歳のときに、政府調査に対して彼の着想を提案し、彼の最も有名な小冊子・『郵便制度改革: その重要性と実用性』を出版します。
彼はこの本の中で、英国郵便制度の根本的な改革、とりわけ国内で0.5オンスの重さまでの手紙に対して1ペニーからなる均一の郵便料金率を要求。大きなセンセーションを巻き起こします。
この要求は1840年に法案が提出され、ヒルは郵便局の職員となります。
そして、1846年に郵政次官となり、1854年には郵政局長に昇りつめたのです
切手を使った郵便配達法は、瞬く間に全世界へ
さて、当時、郵便物の配達法としては、切手を使わない前払いの方法もありました。
が、切手のほうが優れていたために、またたく間に全世界に広がり、今日に至っています。
また、ローランド・ヒルの働きにより、世界で最初に発行された切手は、「ペニー・ブラック」という、イギリスのビクトリア女王をモデルとした1ペニー(1ぺニーはイギリスの貨幣単位・ポンドの100分の1にあたる)切手です。
ペニー・ブラック」

写真はこちらからお借りしました。
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カテゴリ:[雑学]