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ポイントカードで、文字が書き換えられる仕組みは? - 加熱と冷却の速度を変えていた!

ポイントカード

家電量販店やファミリーレストランなどで、買い物をするたびに点数が増えるポイントカードがありますが、前の文字が跡形もなく消え、書き換えられています。
これは、どういう仕組みになっているのでしょうか?

ポイントカードは、加熱と冷却の速度を変えて書き換えていた!


ポイントカードは、「リライトカード」と呼ばれるもので、カードの表面に染料と顕色剤(けんしょくざい)と呼ばれる固有の酸を含む記録層があります。
この部分に熱を加えると、この染料と顕色剤がくっついて色が出、文字、数字、絵などを描くことができます。
1mmあたり128個と、非常に多くのの点で構成されているため、細かい線の描画も可能です。

このカードを素早く冷やすと、染料と顕色剤がくっついたままになり、文字が現われます。
逆に、ゆっくり冷やすと、染料と顕色剤が離れて文字は消えます。

ポイントは、加熱と冷却の速度です。
ポイントカードは、この2つを変えることにより、文字や数字などを書いたり消したりしているのです。
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