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図々しい? 茶目っ気がある? 変人を絵に描いたような内田百聞


どの世界にも変わった人間はいるものですが、文学の世界にも一風変わった性癖の持ち主がいます。
夏目漱石門下の小説家、内田百聞(1889~1971)はその最たる1人でしょう。
変人を絵に描いたような内田百聞
内田百聞は、例えば借金をしに行くときにもわざわざ正装し、借りる金額以上の車代をかけて先方へ乗りつけたという有名な話があります。
これひとつをとっても、いかに変人であったかがうかがえます。
また彼には、大変人を食ったところがあり、一緒に列車で旅をした写真家の林忠彦氏の証言によれば、満員の食堂車の中でも委細かまわず泰然自若(たいぜんじじゃく)の体でビールを飲み、ボーイから、
「先生、お客様と交代していただけませんか?」
と催促(さいそく)されても馬耳東風(ばじとうふう)、看板になってもまだ動こうとしなかったということです。
図々しいというのか、茶目っ気があるというのか、内田百聞は変人を絵に描いたような人だったようです。

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カテゴリ:[世界の奇人・怪人]