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えっ? 不景気だと車のフロントガラスが割れる? - ちゃんした因果関係があった

景気の動向は、さまざまなものに影響を与えますが、景気の良し悪しが、高速道路での車のフロントガラスの破損事故と密接な関係があるというのをご存知ですか?
不景気と車のフロントガラス破損には因果関係が
これまでも、オイルショックのあおりを受けた昭和49年からの数年間や、昭和59年から61年にかけてのいわゆる不況期に、フロントガラスの破損事故が増えているのです。
これは、偶然のような気もしますが、実はちゃんとした因果関係があるらしいことが、最近の調査で分かってきました。
フロントガラスが破損するのは、前を走る車からはね上がった小石が主な原因であるとされています。
一方、現在の高速道路は、産業の基幹道路として、物資の輸送に欠かせない役割を果たしています。
好景気であれば、トラックの荷動きは活発となり、行きも帰りもトラックは荷を積んで道路を走行します。が、不景気になると、荷動きは少なくなり、行きは荷物を積んで走行しても、帰りは荷台が空っぽの状態で走行することが多くなります。
空車の状態だと、トラックは細かく跳ねるような感じで走行することになります。すると、その振動で、シャーシの間などに挟まっていた小石の落ちる率が高くなるというわけです。
ただでさえ不況で、財布のひもを引き締めている時期に、愛車のフロントガラスにひびが入ったら、まさに泣きっ面にハチ。景気悪化の兆しが見え始めたら、取りあえず高速道路での運転は、車間距離を十分にとるようにした方が賢明のようです。

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カテゴリ:[雑学]