Super源さんの雑学事典

TV・書籍・ネットサーフィンなどで得た、雑学、トリビア、お役立ち情報などを分かりやすく綴るサイトです。無料で使えるオンライン便利ツールやブログパーツも公開&配布しています。

デザイン一新で、ピースの売り上げが3倍?

ピース タバコ
写真は、こちらからお借りしました。

タバコの害が叫ばれ、喫煙者がどんどん減少している昨今、タバコ会社は、ニコチン・タールの量を減らしたり、パッケージのデザインをクールにしたりと、悪戦苦闘を続けています。

が、かつて、あるタバコ会社が、デザインを一新して、売り上げが3倍に伸びるということがありました。その銘柄は、今でも根強い人気をもつ「ピース」です。

ピースは、昭和21年、一般公募したデザインのパッケージで売り出されましたが、昭和26年頃、ドイツのものに抵触する虞(おそれ)があるという話が出てしまったのです。
そこで、ちょうどその頃来日した、アメリカの商業デザイナー、レイモンド・ローウィ(Raymond Loewy、1893年11月5日 - 1986年7月14日)に、パッケージのデザインを依頼しました。

レイモンド・ローウィは、アメリカの代表的なタバコであるラッキーストライクのパッケージをデザインした人物で、ラッキーストライクが彼のデザインによって爆発的な売り上げをもたらしたことでも知られていました。
できあがってきたローウィのデザインが、現在の鳩がオリーブの枝をくわえているものです。

このデザインは、旧約聖書にある「ノアの方舟(ノアのはこぶね)」のくだりで、外界の様子を知るために、ノアが方舟の窓から放った鳩が、オリーブの葉をくわえて戻ってきたことで、大洪水が収まり、安らぎの大地が近いことを知ったという、鳩が平和の象徴となった逸話にちなんでいます。

さて、昭和26年、新パッケージに変わったピースは、売り上げを前年の26億本から一挙に93億本と伸ばし、28年には、なんと150億本となりました。

当時、話題になったのは、このパッケージのデザイン料でした。
総理大臣の月給が10万円ほどであったこの時代に、ローウィーに支払われたデザイン料は、150万円でした。
雑学 豆知識
関連記事

* Category : 雑学

* Comment : (0)

コメント









管理者にだけ表示を許可する