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「シールド工法」は、フナクイムシからヒントを得てできたものだった?

トンネル工事

「シールド工法」というのは、地下鉄や鉄道のトンネル工事で使われる方法です。
この工事法は、トンネル工事を行なうための画期的な発見でしたが、実はこれ、フナクイムシからヒントを得てできたものでした。

「シールド工法」は、フナクイムシからヒントを得てできたものだった


19世紀の初め頃、イギリスの土木技術者ブルーネル(Isambard Kingdom Brunel, 1806年4月9日 - 1859年9月15日)は、造船所で、フナクイムシが木材を食い荒らしているのを何気なく見ていて、その穴の掘り方に、一連の手順があることを見つけました。

フナクイムシは、まず自分の丈夫な殻(から)で保護された体で、木を食べながら掘り進みます。
と同時に、体から石灰質の分泌物を出して、自分の掘った穴を固めていきます。
こうすることで、木材の膨張から身を守るのです。
そして、消化された木は、体の後ろから排出されます。

これを見たブルーネルは、思わず「これだ!」と叫んだとか。
当時彼は、軟弱地盤にトンネルを掘る方法を模索(もさく)していたのです。

このようにして、ブルーネルは、とんねるの断面にシールドという鋼鉄の強固な筒や枠(わく)を用いて、前面で掘削(くっさく)を行ない、掘り進む後からコンクリートなどで固めて保護していくという方法を発明しました。
この工法は、世界で初めて走ったロンドンの地下鉄工事の際、テムズ川の下にトンネルを掘るのに用いられました。
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