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コイは、恋をすると思いニキビを作るって本当?

コイという魚は、日本人に最もなじみの深い魚のひとつです。
漢字で書くと「鯉」で、この魚偏に里という通りに、里にいるなじみの魚という意味です。
もう一説には、このコイという呼び名は、「恋」から来ているというものがあります。
はっきりとした理由は分からないのですが、コイや、その親戚にあたるキンギョといった魚の仲間は、春が来て繁殖期になり、仲間に恋をすると、頬とか鰭(ひれ)のあたりに思いニキビを作るのです。
このニキビは、通称「追い星(おいぼし)」という白い斑点で、春になるとコイの体にできて、夏ごろの繁殖期が終わる頃になると、出たり消えたりして、秋になると消えてしまいます。
さらに、これはオスだけに見られる現象ですが、生殖の時期になると、「婚姻色(こんいんしょく)」といって、体全体が美しい色に変化することもあります。
こうした変化は、繁殖期のホルモンの関係であろうと言われていますが、人間の場合でも、年頃になると、ホルモンの関係でニキビができたり、恋をするときれいになったりしますね。

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カテゴリ:[雑学]