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日本で裏白のお札が発行されたことがある? - 昭和2年の金融恐慌で発行された裏白二百円札

猫とお札

我が国で発行されているお札は、紙幣、印刷とも世界一流で、最もにせ札の作りにくい紙幣だと言われています。透かしはもちろん、お札の表面の印刷にも、にせ札が作れないようなさまざまな工夫が表にも裏にも施されています。

が、その日本で、かつて一度だけ、裏が真っ白なお札が作られたことがあります。
それは、昭和2年3月、時の大蔵大臣片岡直温(かたおか なおはる)の不用意な発言がきっかけとなり、金融恐慌に見舞われたときです。

昭和2年3月の金融恐慌で、日銀が急遽裏白二百円札を印刷


昭和2年3月に起こったこの金融恐慌で、市中に流通する紙幣の枚数が不足し、廃棄することになっていたはずの十円札を倉庫から出して使用するという事態となります。
それでも枚数が足りず、大量にお札を印刷することになりました。
が、時間もないため、当時の日銀文書局長の発案で、印刷に便利な裏白二百円札を急造することになったのです。

裏白二百円札
写真は、こちらからお借りしました。

このお札は、4月25日から発行されましたが、恐慌が落ち着くとすぐに回収され、わずかの間だけで姿を消しました。
現存数は、世界でもわずか数10枚といわれており、流用されなかった見本紙幣ともなれば、世界に数枚という、大変希少性の高いものとなっています。
そのため、現在ではマニアの間で非常に人気のあるお札となっているようです。
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