
同音異義語であるこの「橋」と「箸」ですが、語源は同じだといわれています。
「橋」と「箸」の語源は同じ?
「箸」という言葉のもともとの意味は、「食と口との間を渡す」ということです。
すなわち、「箸」は食べ物と口の間、「橋」は岸と岸の間を渡すもの、ということで、語源が同じであろうと考えられます。
ちなみに、この「箸」ですが、生まれて初めての食事をする「食い初め(くいぞめ)」から、亡くなって荼毘(だび)に付された後の骨拾い、仏壇に供えられるご飯に立てる箸まで、日本人の生活に密着しています。
これはまた、現世と霊界へのハシ渡しをするためのもの、と考えられたともいわれています。
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