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「のらくろ」の出世はどこまで? - 「少佐」を最後に姿を消す

イラストは、こちらからお借りしました。
平成2年に90歳の天寿をまっとうした、田川水泡作の連載漫画「のらくろ」は、真っ黒な体に大きな眼、そしてどこかとぼけた愛嬌があり、多くのファンがいます。
こののらくろくんは、一体どこまで出世したのでしょうか?
「のらくろ」は、「少佐」を最後に姿を消す
のらくろ君は、大将、元帥(げんすい)まで出世したという説があったり、いや大尉までだ、少佐までだという説もあったりして、まとまりがついていません。
「のらくろ」は、昭和6年新年号の「少年倶楽部(しょうねんくらぶ)」で、2等兵として登場するや、たちまち少年たちの人気を集めました。
そしてその後、10年以上にもわたって掲載され、昭和16年10月号の少佐を最後に姿を消しました。
連載中止の理由は、当時、第二次世界大戦の開戦を間近に控えた陸軍情報局が、失敗し人を笑わせる「のらくろ」のキャラクターが、陸軍を侮辱するものだとし、圧力をかけたことによるものでした、
が、「のらくろ」は、戦後いくつかの雑誌で書き継がれたり、「少年倶楽部」の復刻版なども出たりと、今でも根強い人気があります。
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カテゴリ:[漫画・アニメ]