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ウルトラマンよりも早く地球にやってきたヒーローがいた? - ウルトラマン以前の我が国のSFヒーロー
ウルトラマンよりも早く地球にやってきたヒーローがいた
その一番手は「遊星王子」。
正義の味方の元祖である「月光仮面」を世に送り出した宣弘社の制作で、昭和33年11月から約1年間にわたり、日本テレビ系で放送されました。
が、「江戸時代に、木曾の山奥に不時着したUFOの中で人口冬眠していた異星人が、木曾谷のダム建設工事の音で目覚め、靴磨きのおじさんに姿を変えて侵略者たちと戦う…」という奇抜な設定が災いしてか、あまり人気になりませんでした。
遊星王子

写真は、こちらからお借りしました。
そして、その翌年には、アンドロメダ星雲からやって来た不死身のヒーロー「ナショナルキッド」が登場。
こちらはテレビ朝日系で放送されました。
ナショナルキッド

写真は、こちらからお借りしました。
ナショナルキッドを直訳すれば、「松下小僧」・・・。
そうです、このナショナルとは、いうまでもなく松下電器(現在のパナソニック)のことで、この番組のスポンサーでした。
このネーミングのストレートさもさることながら、ヒーローが敵を倒すのに使う秘密兵器「ロイヤル光線銃」というのが自社の懐中電灯そっくりだったり、空を飛ぶシーンでも会社の広告ネオンが出てきたりと、露骨なまでにスポンサーが自己主張をしていました。
が、番組は大ヒットし、懐中電灯と乾電池は飛ぶように売れたそうです。

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カテゴリ:[雑学]