
物事がうまく行ったときなど、ひそかに笑うことを「ほくそ笑む」といいますが、この「ほくそ」は、一体どこから来た言葉なのでしょうか?
「ほくそ笑む」の語源は?
この「ほくそ」は、古代中国にいた「北叟(ほくそう)」というひとりの男の名前から来ています。
北叟とは、故事「人間万事塞翁(さいおう)が馬」の塞翁のことで、万事、控え目がいいと説いた人物で、喜びも憂いも常に控えめに、少し笑ったといわれています。
そこから、ひそかに笑う事を「北叟(ほくそう)笑む」といい、これが転じて「ほくそ笑む」となったとされています。
「ニャー、塞翁って、試験に受かって就職できることだよニャ」「それは、『採用』」

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