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結婚式の祝膳に、よく「ハマグリ」が出るのは何故?

和式の結婚式の祝膳には、必ずといっていいほど「蛤吸(はますい)」、つまりハマグリの吸い物がつきます。
何故、「ハマグリ」なのでしょうか?
結婚式の祝膳に、よく「ハマグリ」が出るのは何故?
ハマグリは、遠浅の海に生息する二枚貝で、その形がクリに似ているところから、「浜の栗」といわれ、それが縮まって「ハマグリ」と呼ばれるようになりました。
このハマグリの2枚の殻は、どんなにたくさん集めてみても、元の一対でなければ絶対に合いません。
それが一夫一婦のあるべき姿だということで、結婚式の膳に並ぶようになりました。
また、江戸時代、8代将軍吉宗が、婚礼に必ずハマグリの吸い物を用いるべしと定めた、という説があります。
それは、日本中の神様が出雲に集まって、1年分の縁結びをする陰暦10月に古くから婚礼が多く、その時期がハマグリの旬なので、貧富の差なく用いることができるという理由からです。
ちなみに、蛤吸のハマグリ、新郎は実を食べてもいいのですが、新婦は食べてはいけないというのがしきたりとなっています。

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カテゴリ:[雑学]