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アホウドリは本当は賢い鳥だった? - 知られざるその飛行能力

アホウドリは、名前通り「阿呆」なのでしょうか?
実は、阿呆どころかなかなか賢い鳥でした。
アホウドリは、本当は賢い鳥だった
アホウドリと、何とも情けない名前をつけられてしまった海鳥は、ウミツバメやミズナギドリと同じミズナギドリ目に属し、その仲間の中では一番大型の鳥で、大型のものは翼を広げると3メートルにもなります。
が、力強い飛行を可能とするその立派な翼は、地上に降り立つと役に立ちません。
アホウドリの名前は、簡単に捕まってしまうアホウな鳥、またアホウでも捕まえられる鳥という意味でつけられたようです。

しかし一方、海の上に飛び出したアホウドリは、決してアホウではありません。
アホウドリの主な生息地は南半球で、比較的風が強く吹く海域です。
彼らは、海面に近いところほど風が弱まることをよく知っていて、海面近くまで下降したら風上に反転します。
すると、風速が増すことによって自然と上空へ吹き上げられるので、ほとんど羽ばたくことなしに海上を飛行することができます。
このように見てみると、アホウドリはなかなか賢い鳥なのです。
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カテゴリ:[雑学]