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渋谷駅ハチ公前広場にある「忠犬ハチ公像」は、実は2代目だった?

「若者の街」、「待ち合わせ場所」ときたら、次にくるのは「忠犬ハチ公」ですね。
が、実はこの銅像、2代目なのです。
現在の忠犬ハチ公像は、実は2代目
忠犬ハチ公の初代の銅像が作られたのは、昭和9年4月、まだハチが生きているときでした。
作者は、彫刻家の安藤照(あんどうてる)氏。ハチの左耳が折れているところまで、かなり忠実に作られました。
その後、戦争が起こると、貴重な金属ということで、ハチ公の銅像は軍に供出され、渋谷の街から姿を消します。

が、戦後、やはり渋谷にハチ公は欠かせないということで、2代目が製作されることになりました。
製作者は、初代のハチ公を作った安藤氏の息子の士(たけし)氏、こちらも2代目でした。

こうして、忠犬ハチ公は、昭和23年に再び渋谷の街に帰ってきたのです。
おわりに
戦後発見された、忠犬ハチ公の初代ひな形

出典:http://www.shibukei.com/headline/photo/10073/
今日は、現在渋谷駅ハチ公前広場にある「忠犬ハチ公像」は、実は2代目だったという話でしたが、いかがでしたか?
これは驚きでしたね。

今後、渋谷の街がどんなに変わることがあっても、ハチ公像は、そのままの姿で、「渋谷駅の顔」として存在し続けることでしょう。

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カテゴリ:[雑学]