- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
「hoge」とは? - 「必要な文字に置き換えて使ってください」という意味のコンピューター用語

コンピューター言語で書かれたプログラムを見ていると、時々「hoge(ほげ)」という言葉が出てきます。
「ハゲ」ではありません。
これは一体、どのような意味なのでしょうか?
hogeの部分は、「必要な文字に置き換えて使ってください」ということを表わす
hoge(ほげ)とは、日本のコンピューター・プログラマーの人たちが、サンプルコードの変数名などに好んで使う文字列で、とくに意味はありません。
hogeの部分は、「必要な文字に置き換えて使ってください」ということを表わしています。
例えば、C言語のコンパイル方法の説明文で、
>gcc hello.c -o hoge ← hello.cをコンパイルしてhogeと言う名前でプログラムを作成する
とあったら、hogeの箇所は、例えば「aisatsu」等、自分の好きな名前に変えてコンパイルすればOKです。
文章中に「hoge」が出てくる場合も同様です。
例えば、HTMLのリンクタグに関する説明文で、
>リンクを張るということは
>hoge
>というタグを出力するということです。
とあれば、この場合は「説明に必要なので、とりあえずhogeを使って書いておきますが、名前そのものには意味がありません。
適宜お好きな、若しくは具体的なリンクアドレスに置き換えてお読みくださいね」といったようなことを表わしています。
「hoge」と同様の言葉は?
ちなみに、この「hoge」は、上の説明文にも出てきた「hogehoge(ほげほげ)」が簡略化されてできた言葉で、同様の言葉には、「hogera(ほげら)」、「fuga(ふが)」、「piyo(ぴよ)」などがあります。
同種の言葉として、英語圏では、「foo」、「bar」、「baz」が有名です。
さすがに、「hage(ハゲ)」という略語はないようですね。o(^-^)oヾ(^^;)オイオイ。

- 関連記事
-
カテゴリ:[雑学]