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外国映画の字幕の文字は何故活字体にしない? - 手書きの字体を好むファンも多いため

外国映画の字幕の文字は、何故読みやすい活字体にしないのでしょうか?
活字同様手書きの字体を好むファンも多いため、独特の字体が使われている
外国映画の字幕の文字は、「タイトル・ライター」と呼ばれる専門の人が手書きしたものを製版しています。
作り方としては、凸版印刷の要領で、フィルムの上に文字の形の傷をつけています。
そのため、例えば「口」のように画が四角く閉じられた文字は、文字を打ち込むときに閉じられた部分に穴が開いてしまいます。
そこで、少し切れ目の入った独特の字体になっています。
さて、映画に字幕を入れる方法としてはもうひとつ、字幕用の字体をコンピューターに記録し、写植方式で書き込む方法も開発されています。
この方法を使えば、量産が可能で、技術的には活字体も可能です。
が、手書きの味のある字体を好むファンも多いことから、独特の字体が圧倒的に多いようです。

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カテゴリ:[雑学]