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人の体に最も多く含まれる重金属は何? - 鉄

答えは、鉄です。
鉄は人間が生きていくうえで必要不可欠な物質
鉄は、「酸素」と結びつきやすい物質であることから、人間の体内では、酸素を体のすみずみにまで運ぶという重要な役割を果たしています。
体内でこの鉄(鉄分)が不足すると、ヘモグロビンの生産ができなくなり、全身に酸素が十分に行きわたらなくなるため、貧血を引き起こします。
このような、鉄不足が原因で起こる貧血を、特に「鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)」といいますが、鉄欠乏性貧血になると、疲れやすくなったり、動悸が起こったり、息切れしたり、めまいがしたりして、ひどい場合には起き上がることさえできなくなります。
さらには、もしも人間の体から鉄が完全になくなってしまったなら、体に酸素が取り込めなくなるため、生命活動そのものが不可能となり、生きていくことができません。
文字通り、鉄は人間が生きていくうえで必要不可欠な物質なのです。
鉄を多く含む食品にはどんなものがある?
ちなみに、鉄を多く含む食品には、以下のものがあります。
鉄は、人間の体の内部で合成してつくることができないため、定期的に摂取(せっしゅ)していく必要があります。
・肉類
豚・牛・鳥など肉類のレバー、赤身の肉
・魚介類
カキ・シジミ・アサリなどの貝類、イワシ・煮干し・青魚

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