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お米のことわざ12選-お米にまつわることわざ12句とその意味

名づけて、「お米のことわざ12選」です。
お米のことわざ12選

1.米一粒汗一粒
お米をつくるには、大変な苦労がいるということ。
2.御飯粒を残す人は出世しない
ご飯を大事にしない人(食べ散らかす人)は出世しないということ。
3.米の飯は仕事する
お米の飯は身体に力が入り、仕事がよくはかどるということ。または、よく働くものはよく食べるの意。
4.米の飯より思(おぼ)し召し
白米は重要な主食、しかしそれよりも、人の思いやりのほうがありがたいということ。
5.米は実が入れば俯(うつむ)く、人間は実が入れば仰向(あおむ)く
稲穂は、実れば実るほど垂れてくるが、人間は、偉くなるほど上を向いて威張るようになるということ。
6.米屋と質屋は三代続かぬ
米屋と質屋は、貧乏人を困らせるので長続きしないということ。

7.米櫃(こめびつ)を潤(うるお)す
米櫃に米を満たすという意味で、利益を得ることや、お金を儲けること。
8.米を数えて炊く
つまらないことに気を遣うこと。細かいことにこせこせしては、大事を成すことはできないという戒め。また、物惜しみをするたとえ。
9.米を零(こぼ)すと目が潰(つぶ)れる
お米を大切にしなさいという戒め。
10.米を百里の外に負う
自分は貧しい暮しをし、親に孝行を尽くすこと。
11.米屋は三度目に変えよ
米屋は、初めのうちはよい米を売るが、慣れてくると悪い米を売るようになりがちであるから気をつけよということ。昔言われたことわざ。
12.三度の飯も強し柔らかし
毎日炊くご飯でさえ固かったり柔らかかったりしてなかなか思うようにいかないものだ。ましてや世の中のことはなおさらだということ。
おわりに
いかがでしたか?
これらのことわざの中には、現在忘れられつつある日本の心があるような気が私にはします。

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