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アメリカで、テニスをヒントにして生まれたスポーツは何?

1895年(明治28年)、アメリカでテニスをヒントにして生まれたスポーツがあります。
さて、それは何でしょうか?
答えは、バレーボールです。

バレーボールの考案者は誰? また、どんなスポーツ?
バレーボール(volleyball)は、1チーム6人で行なわれる、ネット越しにボールを打ち合う球技です。
日本語や漢字圏では排球(はいきゅう)と訳されています。
バレーボールは、アメリカマサチューセッツで、当時25歳のウィリアム・G・モーガンによって、「女性や子どもや高齢者も気軽に楽しめる室内スポーツ」として考案されました。
バレーボールは、テニスの他、バドミントン、ハンドボール、野球などを参考に作られたもので、当時のルールは、試合に集まった人たちを同じ数の2チームに分け、ボールを打ち合い、ボールを落としたほうが負けという単純なものでした。
相手コートにボール返す回数も、決まっていませんでした。
1896年(明治29年)、モーガンは、この新ゲームを、スプリングフィールドで開催されたYMCA体育指導者会議の際に公開します。
当初はこのゲームをミントネット(Mintonette)と名付けましたが、のちにバレー・ボール(volley ball)と改め、1952年(昭和27年)には、現在のようにバレーボール(volleyball)と一語で表すようになりました。
バレーボールはどのように広まった?
バレーボールは、各地に点在するYMCAを通じてアメリカ全土に広まっていき、1900年(明治33年)にはカナダ、1906年(明治39年)にはキューバに紹介されました。
日本にバレーボールが紹介されたのは、1913年(大正2年)のことです。
このころは、まだしっかりとルールができ上がっていなかったため、日本国内で独自にルールが作られていきました。
チームの人数は最初は16人でしたが、12人に変わり、続いて9人となり、やがて現在の9人制バレーボールに近いものができ上がりました。

写真はこちらからお借りしました。

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カテゴリ:[雑学]