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口の中にできた傷は、何故早く治る? - 唾液に含まれる「ヒスタチン」の効果

口の中にできた傷は、何故早く治るのでしょうか?
口の中にできた傷が早く治るのは、唾液に含まれる 「ヒスタチン」の効果
口の中に傷ができると、唾液(だえき)に含まれるたんぱく質の一種「ヒスタチン」が、別のたんぱく質と結合して、歯肉細胞(しにくさいぼう)を増殖させて傷をふさぐことが、松本歯科大(長野県塩尻市)の王宝禮教授(歯科薬理学)と今村泰弘講師(同)のグループの研究で分かりました。
ヒスタチンには、歯周病菌(ししゅうびょうきん)の活性を抑える働きをすることが以前から分かっていましたが、傷の治りを早める働きがあるというのは、新しい発見となります。
動物は、よく傷口をペロペロなめていますが、してみると、彼らはきっと本能的にこのことを知っているのでしょうね。
参考にしたサイト
「傷口につば→早く治る」メカニズムの一端解明 松本歯科大 - 何でもありんす
http://milfled.seesaa.net/article/122346359.html
なぜ動物は傷口を舐めるのか? - おもしろ歯学
http://www.dent.okayama-u.ac.jp/syouni/OKAZAKI/omosiro/kizu/kizu.html

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カテゴリ:[雑学]