- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
「千葉笑い」とは、どんな笑い?
これは、一体どのような笑いなのでしょうか?
「千葉笑い」とは?
「千葉笑い」は、昔千葉市の千葉寺〈せんようじ、ちばでら〉で大晦日の夜に行なわれた、悪態(あくたい)祭りの一種です。
毎年大晦日の夜になると、地元の人たちが覆面で顔を隠して集まり、声を変えて奉行や代官、庄屋の善悪不正、えいこひいきや、親不孝者などの批判をして明け方まで笑いあうという習慣がありました。
貴賎問わず、老若男女皆で悪口をいうのですから、いわれたほうはたまりません。
人々は、笑われまいと、そして次の年に自分がそんな目にあいたくないと、互いに行状を慎んだということです。
なお、この千葉笑いは、天下の奇習として名高いお祭りですが、いつ頃始まって、どのように行われたのかについてはよく分かっていません。
千葉笑 原文また千葉笑とて、としごとのしはすのつごもりの夜、里人この寺によりつどひ、各(おのおの)おもておほいして、地頭村長(じとうむらおさ)などの邪曲事(よこしまごと)よりはじめ、人のよからぬ ふるまひどもをあげつらいのゝしり合うことありといへり、こは人々のおこたりをいさむるわざなれば、筑波嶺(つくばね)のかゞひなどには、いとくまされる風俗といふべし。

参考にしたサイト
千葉笑いとは何か?~千葉寺の奇習~
http://tibakyogen.exblog.jp/i4/

- 関連記事
-
カテゴリ:[雑学]