
長時間風呂に入ると、体のほかの部分は何でもないのに、手のひらや足の指などが目立ってシワシワになります。
これは、何故なのでしょうか?
人間の皮膚の厚さは1~4mmと、部位によってかなり差があります。
特に薄いのが眼瞼(がんけん)、耳介(じかい)、陰嚢などで、反対に厚いのが特にかかと、手のひら、足の裏などです。
そして、このうち皮膚の厚いところには角質層が発達していて、他の部位よりも丈夫にできています。
角質層は、いわば死んだ細胞の層で、生きている細胞と違って、水に長時間つかるとふやけて膨張します。
その結果、表面積が増えた分だけシワができるというわけです。
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