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えっ? 夜が暗いのは、地球が自転しているからではない?


夜があるのは、地球の自転によるものと私たちは思っています。
が、本当にそうなのでしょうか?
17世紀に、ケプラー(1571-1630)は以下のような疑問を抱いています。
「もし星が太陽と同じならば、なぜすべての星の光の総量が太陽の明るさより明るくならないのか」
と。
結論を先にいってしまうと、夜があるのは宇宙が膨張を続けているからです。
宇宙のはじまりの100万年間は、放出されたすべての光子はすぐに吸収され、原始の空は目もくらむばかりに輝いていました。
それが宇宙の膨張につれて、星の光が空間に拡散するようになり、今のように暗い夜ができてきたのです。
夜が暗いのは、まさに宇宙の膨張によるもので、私たちが夜安心して眠れるのは宇宙のお蔭と感謝しなければなりません。

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カテゴリ:[雑学]