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夏至が真夏とならないのは何故?

夏至(げし)は、一年のうちで最も日照時間の長い日ですが、何故この日が真夏とならないのでしょうか?
夏至は、6月20日前後ですが、この時期は梅雨の真っ最中で、年によっては肌寒く感じられることさえあり、とても真夏とは思えません。
が、太陽が一番長く照らしているのはこの時期なのです。
この疑問は、一日の気温の変化を思い浮かべれば納得できます。
一日のうちで、一番太陽が高く日照量の多いのは正午ですが、実際に一番気温が高くなるのは午後2時頃です。
気温は、温められてすぐに上がるわけではなく、じわじわと上がっていくわけです。
これと同じ理由で、夏至の頃に地面や大地が十分に温められると、気温がじわじわと上がっていき、7月下旬から8月初旬にかけて真夏となるのです。
ちなみに、大気のない月(月面)では、太陽に照らされるといきなり100℃ほどまで上がり、夜になるとマイナス100℃くらいまで下がります。

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カテゴリ:[雑学]