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アルカリ電池とマンガン電池、それぞれの特徴と用途は? また、目をつぶって見分ける方法とは?

乾電池には、主にアルカリ電池とマンガン電池がありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
また、それぞれどのような使い方に向いているのでしょうか?
アルカリ電池とマンガン電池、それぞれの特徴と用途は?
アルカリ電池は、容量が大きく、残量の最後まで電圧を維持(いじ)する性質があります。
そのため、iPodやPadなどのヘッドホンステレオ、CDプレーヤー、デジタルカメラなど、大電流を消費する機器に適しています。
一方のマンガン電池は、アルカリ乾電池に比べると容量が劣(おと)りますが、休ませると電圧が回復する性質があります。
そのため、使用時間の短いリモコンや、懐中電灯、また消費電力の少ないラジオや時計などの使用に適しています。

出典:https://jpn.faq.panasonic.com/euf/assets/images/panasonic/answer_images/energy/micro/18449.png
また、アルカリ電池の方が容量が大きいため長持ちしますが、若干値段が高いです。
反面、マンガン電池の方が液漏れしにくいという特徴があるので、特に災害用に長期間保存する場合は、アルカリ電池よりもマンガン電池の方が適しています。
同様の理由で、非常用の懐中電灯などにも、マンガン電池を入れておいた方が良いでしょう。
アルカリ電池かマンガン電池か、目をつぶって見分ける方法とは?
ちなみに、アルカリ電池かマンガン電池か、目をつぶって見分ける方法がありますので、ここでご紹介します。
その方法とは、ズバリ、磁石を使う、です。
磁石にくっつけばアルカリ電池、くっつかなければマンガン電池です。
この方法を使えば、例え同じサイズのアルカリ電池とマンガン電池であっても、目をつぶっていても、不透明な袋の中に入っていても、はたまた暗闇でも違いが分かるというわけです。
それでは、何故このやり方が有効なのでしょうか?
その理由は、とてもシンプルでです。
アルカリ電池の外ケースは、磁性を持つ鉄が使われています。
が、マンガン乾電池の外ケースは、磁性を持たない亜鉛製が使われています。
そのため、磁石がくっつかないのです。
ただし、これは絶対ではありません。
マンガン電池の外ケースの中には、鉄が使用されているのものもあるからです。
このような乾電池の場合、当然のことながら磁石はくっつきます。
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カテゴリ:[雑学]