- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
ビルの窓ガラスに貼ってある赤い三角形のマークは何? - 消防隊の進入口の目印


写真はこちらからお借りしました。
窓ガラスの三角マークは、火災時などに消防隊員がビルに進入する際の目印
このマークは、「非常用侵入口代替開口部(ひじょうようしんにゅうぐちだいたいかいこうぶ)」といい、普通は略して「非常用侵入口」と呼ばれています。
これは、火事などで逃げ遅れた人やけが人などを救出するために設けられたもので、消防隊員がガラスを叩き割ってビルに侵入する際の目印となります。
非常用侵入口は、「高さ31メートル以下の部分で、かつ3階以上の階に設置すること」が建築基準法で義務づけられています。
このマークは、建物の外から見ると単なる赤いマークですが、屋内から見ると白色に赤字で消防隊侵入口と書かれているものや、両面赤色のものなど、いくつか種類があります。

写真はこちらからお借りしました。
ビル内のこの三角マークがある箇所(かしょ)に、大きな物を置いたりすると、有事の際に消防隊が進入できなります。
そのため、大きなデスクや梱包(こんぽう)箱など、障害物になりそうなものは置いてはいけません。

- 関連記事
カテゴリ:[雑学]