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「千の風になって」の作詞者は誰? - アメリカの主婦・メアリー・フライという説が有力

写真は、こちらからお借りしました。
「千の風になって」の作詞者は誰?
この詩はもともと、西洋で近親者の死や追悼(ついとう)、喪(も)の機会に読み継がれて来た有名な詩で、原題はなく、便宜上、最初の行を借りて "Do not stand at my grave and weep.(直訳:私のお墓で佇み泣かないで)" として知られているものです。
日本では、3行目の "I am a thousand winds that blow"から借りて名づけられた「千の風になって」として、新井満(あらいまん)による日本語訳や、また塩谷靖子(しおやのぶこ)の訳による「千の風」として広く知られています。
この詩の作者に関してはいくつかの説があり、またこの詩にはいくつものバージョンが存在します。
が、1932年に、メアリー・フライ(Mary Elizabeth Frye 1905 - 2004年、アメリカ合衆国 メリーランド州 ボルティモアの主婦)が書いたものという説が有力です。
以下が、メアリー・フライのオリジナル・バージョンと確認されたと言われる詩です。
Do not stand at my grave and weep,
(私のお墓に佇み泣かないでください)
I am not there, I do not sleep.
(私はそこにはいません、私は眠ってなんかいません)
I am in a thousand winds that blow,
(私はふきわたる千の風)
I am the softly falling snow.
(私はやわらかく舞い降りる雪)
I am the gentle showers of rain,
(私は優しくふりそそぐ雨)
I am the fields of ripening grain.
(私は野に実る穂)
I am in the morning hush,
(私は朝の静けさの中に)
I am in the graceful rush
Of beautiful birds in circling flight,
(私は空を旋回する美しい鳥たちとともに)
I am the starshine of the night.
(私は夜空に輝く星の光)
I am in the flowers that bloom,
(私は咲き誇る花たちとともに)
I am in a quiet room.
(私は静かな部屋の中に)
I am in the birds that sing,
(私はさえずる鳥たちとともに)
I am in each lovely thing.
(私はすべての素晴らしいものとともにある)
Do not stand at my grave and cry,
(私のお墓に佇み泣かないでください)
I am not there. I do not die.
(私はそこにはいません、私は眠ってなんかいません)
(管理人訳)
※翻訳するに当たっては、一部以下のサイトを参考にさせていただきました。
「千の風になって」の詩の原作者について
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/prof/1000winds.html
秋川雅史のオフィシャルサイトはこちら。
秋川雅史オフィシャルウェブサイト
https://www.masafumiakikawa.com/
参考にしたサイト
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/Do_not_stand_at_my_grave_and_weep
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1000の風 * by ちゅん
「千の風になって」は新井満氏の盗作で、日本語訳は南風椎さんの「1000の風」がオリジナルだそうですね。
Re:1000の風 * by Super源さん
ちゅんさん、こんにちは。
情報ありがとうございます。
今、ネット上でこの問題が大きな波紋を広げているようですね。
南風椎氏の「森の日記」を読みました。新井満氏の「千の風になって」は、確かに「1000の風(三五館 1995年6月16日初版発行)」と非常によく似ていますね。
が、これらはいずれも原文があっての翻訳なので、似てしまうのは仕方のないものと思います。
また、盗作かどうかは司法の判断にゆだねるのが最良と思いますが、今後どうなるのか成り行きを見守りたいと思います。

情報ありがとうございます。
今、ネット上でこの問題が大きな波紋を広げているようですね。
南風椎氏の「森の日記」を読みました。新井満氏の「千の風になって」は、確かに「1000の風(三五館 1995年6月16日初版発行)」と非常によく似ていますね。
が、これらはいずれも原文があっての翻訳なので、似てしまうのは仕方のないものと思います。
また、盗作かどうかは司法の判断にゆだねるのが最良と思いますが、今後どうなるのか成り行きを見守りたいと思います。
千の風になっての日本語訳 * by SION
1999年11月16日、カナダでの事です。弟の様に可愛がっていた人が35歳で亡くなりました。
私は1978年にカナダに移民として渡り、その後夫と共にデンタルラボを経営していたのですが、
日本から夫を慕って会社にて働いてくれていた可愛い可愛い若者の急逝‼︎
彼の葬儀は当然ながらカナダで行われましたが、その際、葬儀屋にて【千の風になって】の原詩を見つけたので、日本から駆けつけて下さったご両親やご友人などに日本語に訳して差し上げたところ、後日、東京で行なわれた【お別れ会】の冊子に載せていただき、暮石にも大きく刻まれました。もしかしたらですけど、日本人ではかなり早い日本語訳なのではないかと思います。そのお墓は千葉県市原市の最勝山真高寺に在ります。「お姉さん」と甘えてくれていたNAOは、そこを基点としてあちこちを自由に吹きまわっているかも知れませんね。
私は1978年にカナダに移民として渡り、その後夫と共にデンタルラボを経営していたのですが、
日本から夫を慕って会社にて働いてくれていた可愛い可愛い若者の急逝‼︎
彼の葬儀は当然ながらカナダで行われましたが、その際、葬儀屋にて【千の風になって】の原詩を見つけたので、日本から駆けつけて下さったご両親やご友人などに日本語に訳して差し上げたところ、後日、東京で行なわれた【お別れ会】の冊子に載せていただき、暮石にも大きく刻まれました。もしかしたらですけど、日本人ではかなり早い日本語訳なのではないかと思います。そのお墓は千葉県市原市の最勝山真高寺に在ります。「お姉さん」と甘えてくれていたNAOは、そこを基点としてあちこちを自由に吹きまわっているかも知れませんね。
Re:千の風になっての日本語訳 * by Super源さん
SIONさん、ご訪問と書き込みをありがとうございます。
それは大変なことがあったのですね。
35歳は、まだ若過ぎますね。【><】
実は私も、子供の時に兄を病気で亡くしているので、他人事とは思えません。
心中、お察しいたします。
そうですね。新井満がこの詩を日本語に訳し、自ら曲を付けたのが2001年、また、盗作を訴える南風椎氏の翻訳が1995年なので、その頃にこの詞を日本語に翻訳され、お墓に刻んだというのは、日本人ではかなり早いのではないかと私も思います。
死者がお墓にいず、風になって空を自由に吹き回っているというこの詞の思想は、お墓をつくってお寺に収め、毎年供養を行なう仏教の教えとは相反するものがありますが、反面、大切な人が亡くなった深い悲しみを和らげてくれる効果がありますよね。
NAOさんもきっと、今でもカナダで爽やかな風を吹かせているのではないかと思います。(^^)
ちなみに、2014年4月16日に韓国で起こった、大韓民国の大型旅客船セウォル号沈没事故以来、韓国では、沈没事故の追悼行事などで、この「千の風になって」の朝鮮語版がよく流されているようです。

それは大変なことがあったのですね。
35歳は、まだ若過ぎますね。【><】
実は私も、子供の時に兄を病気で亡くしているので、他人事とは思えません。
心中、お察しいたします。
そうですね。新井満がこの詩を日本語に訳し、自ら曲を付けたのが2001年、また、盗作を訴える南風椎氏の翻訳が1995年なので、その頃にこの詞を日本語に翻訳され、お墓に刻んだというのは、日本人ではかなり早いのではないかと私も思います。
死者がお墓にいず、風になって空を自由に吹き回っているというこの詞の思想は、お墓をつくってお寺に収め、毎年供養を行なう仏教の教えとは相反するものがありますが、反面、大切な人が亡くなった深い悲しみを和らげてくれる効果がありますよね。
NAOさんもきっと、今でもカナダで爽やかな風を吹かせているのではないかと思います。(^^)
ちなみに、2014年4月16日に韓国で起こった、大韓民国の大型旅客船セウォル号沈没事故以来、韓国では、沈没事故の追悼行事などで、この「千の風になって」の朝鮮語版がよく流されているようです。
カテゴリ:[バラエティー]
Re:1000の風
ちゅんさん、こんにちは。
情報ありがとうございます。
今、ネット上でこの問題が大きな波紋を広げているようですね。
南風椎氏の「森の日記」を読みました。新井満氏の「千の風になって」は、確かに「1000の風(三五館 1995年6月16日初版発行)」と非常によく似ていますね。
が、これらはいずれも原文があっての翻訳なので、似てしまうのは仕方のないものと思います。
また、盗作かどうかは司法の判断にゆだねるのが最良と思いますが、今後どうなるのか成り行きを見守りたいと思います。
2010-03-27 * Super源さん
[ 編集 ]
千の風になっての日本語訳
1999年11月16日、カナダでの事です。弟の様に可愛がっていた人が35歳で亡くなりました。私は1978年にカナダに移民として渡り、その後夫と共にデンタルラボを経営していたのですが、
日本から夫を慕って会社にて働いてくれていた可愛い可愛い若者の急逝‼︎
彼の葬儀は当然ながらカナダで行われましたが、その際、葬儀屋にて【千の風になって】の原詩を見つけたので、日本から駆けつけて下さったご両親やご友人などに日本語に訳して差し上げたところ、後日、東京で行なわれた【お別れ会】の冊子に載せていただき、暮石にも大きく刻まれました。もしかしたらですけど、日本人ではかなり早い日本語訳なのではないかと思います。そのお墓は千葉県市原市の最勝山真高寺に在ります。「お姉さん」と甘えてくれていたNAOは、そこを基点としてあちこちを自由に吹きまわっているかも知れませんね。
Re:千の風になっての日本語訳
SIONさん、ご訪問と書き込みをありがとうございます。
それは大変なことがあったのですね。
35歳は、まだ若過ぎますね。【><】
実は私も、子供の時に兄を病気で亡くしているので、他人事とは思えません。
心中、お察しいたします。
そうですね。新井満がこの詩を日本語に訳し、自ら曲を付けたのが2001年、また、盗作を訴える南風椎氏の翻訳が1995年なので、その頃にこの詞を日本語に翻訳され、お墓に刻んだというのは、日本人ではかなり早いのではないかと私も思います。
死者がお墓にいず、風になって空を自由に吹き回っているというこの詞の思想は、お墓をつくってお寺に収め、毎年供養を行なう仏教の教えとは相反するものがありますが、反面、大切な人が亡くなった深い悲しみを和らげてくれる効果がありますよね。
NAOさんもきっと、今でもカナダで爽やかな風を吹かせているのではないかと思います。(^^)
ちなみに、2014年4月16日に韓国で起こった、大韓民国の大型旅客船セウォル号沈没事故以来、韓国では、沈没事故の追悼行事などで、この「千の風になって」の朝鮮語版がよく流されているようです。
2022-01-26 * Super源さん
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