Super源さんの雑学事典

牛の4つの胃袋の名前は? - それぞれの語源も紹介

牛には、胃袋が4つあるといわれますが、それぞれの名前をご存知ですか?

牛
写真はこちらからお借りしました。

答えは、以下の通りです。

1番目 ミノ
2番目 ハチノス
3番目 センマイ
4番目 ギアラ(ギャラ)

牛の4つの胃袋のそれぞれの語源は?


・ミノの名前の由来は、開いた形が昔の雨具の蓑(みの)に似ているところから来ています。
・ハチノスの名前の由来は、名前のとおり、形状が「蜂の巣」に似ているところから来ています。
・センマイの名前の由来は、内壁(ボツボツ状の襞)を表わす「千葉(チョニョブ)」という朝鮮語が語源となっています。
・ギアラの名前の由来は、諸説ありますが、最も有力なのは、終戦後に基地で働いていた人が、報酬の代わりにホルモンをもらった、つまり「報酬=ギャラ」が訛(なま)ってギアラになったというものです。

牛は、これらの胃袋を順番に使って繰り返し消化を行なう


牛の 4つの 胃袋
写真はこちらからお借りしました。

上のイラストの緑の丸で囲ったところが、第1番目の胃である「ミノ」です。
「ミノ」は、牛のもつ4つの胃袋の中でも一番大きく、容積が100リットルあります。

100リットルといわれてもピンと来ないかと思いますが、ドラム缶の容積が200リットルなので、その半分となります。
これは驚きですね。!おおっ!
ここまで大きいと、ちょっとした「貯蔵庫」といっても良いでしょう。

牛が草を食べると、まず最初にこの胃に入ります。
そしてその後、「ハチノス」「センマイ」「ギアラ」と順番に通っていきます。

人間であれば、食べ物はこのあと腸へ送られるわけですが、牛の場合は、事情がちょっと異なります。
牛は、食べた物を1度で消化することはせず、これらの胃袋を順番に使って、繰り返し消化を行ないます。

これを、「反芻(はんすう)」といいます。

「繰り返し考え、よく味わうこと」を反芻といいますが、それはこのような牛の咀嚼法(そしゃくほう)から来ていたのです。
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* Category : 雑学

* Comment : (2)

胃袋 * by monika
\(^▽^)/コンバンワ!
ミノとセンマイは良く耳にしますね
あんまりというか全く食べないけれど^^
4つも胃袋が・・・きっと
消化が良いのでしょうね・・・

Re:胃袋 * by Super源さん
monika さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。v-410

実は…、私もまったく食べないです。(爆)

そうですね。もしmonikaさんに胃袋が4つあれば、ギャル曽根に勝てるかも、ですね。v-15オイオイ

ちなみに、この4つの胃袋ですが、他にも、

瘤胃(こぶい)、蜂巣胃(ほうそうい)、重弁胃(じゅうべんい)、皺胃(しゅうい)

という呼び名があります。ご参考までに。v-522

コメント









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胃袋
\(^▽^)/コンバンワ!
ミノとセンマイは良く耳にしますね
あんまりというか全く食べないけれど^^
4つも胃袋が・・・きっと
消化が良いのでしょうね・・・
2008-02-07 * monika [ 編集 ]
Re:胃袋
monika さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。v-410

実は…、私もまったく食べないです。(爆)

そうですね。もしmonikaさんに胃袋が4つあれば、ギャル曽根に勝てるかも、ですね。v-15オイオイ

ちなみに、この4つの胃袋ですが、他にも、

瘤胃(こぶい)、蜂巣胃(ほうそうい)、重弁胃(じゅうべんい)、皺胃(しゅうい)

という呼び名があります。ご参考までに。v-522
2008-02-09 * Super源さん [ 編集 ]