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砂糖泥棒の意外な素顔は?-昭和24年に兵庫県鳴尾村小学校で起こった奇妙な事件

最近は、教師もまた人の子という概念が広がり、先生が罪を犯しても「ああ、またか」という感じになってきていますが、かつては学校の先生は聖職で、罪を犯すなど想像もつかない時代がありました。
そんな中、この奇妙な事件は起こりました。
昭和24年に兵庫県鳴尾村小学校で起こった砂糖泥棒事件
昭和24年12月6日のこと、兵庫県鳴尾村(ひょうごけんなるおむら)小学校の学童給食用の砂糖が、妙な減り方をするということがありました。
そこで調べて見ると、犯人はこの学校の助教員6人で、共謀して50斤ずつ2度に分けて盗み出していたことが判明しました。
何故砂糖などを、と困惑する事件ですが、当時は砂糖は貴重品中の貴重品だったのです。
日本には、「秋葉山から火事(あきばやまからかじ)」ということわざがあります。
静岡県の「秋葉山」には、火災除けの神を祭る神社があります。
「秋葉山から火事」というのは、ここから火が出るということで、「人を戒める指導的立場の者が、自ら過ちを犯してしまうこと」の意味で使われます。
この事件は、まさにこのことわざを地で行くような事件ですね。


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カテゴリ:[珍事件簿]