Super源さんの雑学事典

「ゴーストップ事件」とは? - 大の大人が子供のようなけんかをして裁判になった事件

信号機

大の大人が、子供のようなけんかをして裁判になった事件があります。
昭和の初期に起こった、巡査と軍人によるゴーストップ事件がそれです。

ゴーストップ事件のいきさつ


1933年(昭和8年)6月17日、大阪市天神橋6丁目の交差点で、赤信号を無視して横切ろうとした車を、交通整理の巡査が止めました。
これだけなら、日常いくらでも見られる光景でしょう。
しかし、制止された車を運転していたのが軍人でした。

その軍人は、はなから巡査を見下した態度で、

「憲兵の言うことなら聞くが、巡査の指示は受けぬ」

とけんか腰。
巡査にも意地があるので、ついには格闘に発展しました。

そして、この話はこれでは終わりませんでした。
1人と1人の意地の張り合いが、軍隊と官僚の威信をかけた対立に発展し、裁判にまで持ち込まれました。

最終的には、宮内庁が仲介に入り、この事件は、5ヶ月後の11月19日に解決を迎えます。

「お前が悪い!」「いや、悪いのはお前だ!」
サイの喧嘩

あらあら。
今度はサイ君までけんかですか?

「2人とも、やめなサイ!」

お後がよろしいようで。m(__)m

参考にしたサイト
ゴーストップ事件-Weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6
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