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無重力の、人体に対する影響は? - その長所と短所
それでは、宇宙空間などへ行き、無重力状態で過ごすようになると、体にはどんな変化・影響が起こってくるのでしょうか?
無重力状態

無重力の、人体に対する影響は?
無重力状態によって起こる体の主な変化を、長所・短所に分けて、以下にまとめてみます。
長所
1.骨が重力に押さえつけられなくなるため、骨が伸びて身長が伸びる
2.内臓が下に押さえつけられなくなるため、内臓が上に持ち上がり、ウエストが細くなる
短所
1.重力に耐えるカルシウムが不要になるため、骨がもろくなる
2.血液を送り出す力が少なくてすむようになるため、心臓が弱くなる

いうまでもなく、我々の体は、無重力状態で生活するようにはできていません。
無重力空間で過ごすようになると、心臓の機能低下、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)のアンバランスなどにより、体のあちこちにさまざまな弊害(へいがい)が現れてきます。
心機能低下に関しては、ベンジャミン・レビーン医師の「ベッドレスト実験」により、心臓の重さが軽くなることが確認されています。
参考にしたサイト
惑星改造 もうひとつの地球が生まれる
http://www11.plala.or.jp/kira-kira/nhk/link4.html

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カテゴリ:[雑学]