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救急車は無料で利用できる「タクシー」? - あきれた119番通報 5例を紹介

世の中には、救急車をタクシーか何かだと勘違いしている人たちがいるようです。
また、緊急を要さない場合にも119番通報するケースも増えています。
以下は、今まで実際に横浜市であった、あきれた119番通報の一例です。
あきれた119番通報 5例
1.「子供が熱を出した」との通報で救急車が駆けつけたが、この「子供」というのはペットの犬だった
2.救急車が駆けつけたところ、「100メートル先に病院があるから、その子を連れてって」と主婦が熱のある幼児を指さした。彼女は、ホームパーティーの準備に追われていて忙しかった
3.救急車が到着すると、通報者が荷物を持っていた。救急車は、この通報者を検査入院のためにかかりつけの病院まで搬送した
4.救急車が駆けつけたところ、通報者が「夫婦喧嘩をして家を出たが、心配なので様子を見に行って欲しい」と言った
5.「寒気がする」との通報で駆けつけたが、通報者はただストーブの点け方が分からないだけだった
救急車の利用は、毎年増え続けています。
平成18年版の消防白書によると、平成17年の救急車出動件数が527万7936件と、過去最多を記録しました。
これに伴い、通報から現場到着までの平均所要時間が6分30秒と、極めて憂慮(ゆうりょ)すべき事態になっています。
心肺停止から5分以内に救命措置(きゅうめいそち)を始めないと、救命率が急激に下がるとされているからです。
現在総務省消防庁では、緊急度に応じて救急搬送の順位づけをする「患者の選別(トリアージ)」の導入を検討しています。
横浜市では、これに加えて、救急車を「タクシー代わり」に要請する悪質な利用者に、罰金を科すことを条例の中に盛り込むことをも検討しています。
参考にしたサイト
【溶けゆく日本人】モラル破壊の惨状(5) 救急車をタクシー代わりに
http://www.vanyamaoka.com/senryaku/index3962.html
悪質119番許さない! 横浜市罰則化の動き
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061125ik01.htm
増える救急車出動/有料化は必要か
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/306/index.htm
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