Super源さんの雑学事典

「宇宙ゴミ」とは? - 役目を終えた人工衛星、事故により制御不能となった人工衛星、衛星とロケット本体などの破片

宇宙ゴミ

近年、宇宙ゴミという言葉を時折耳にします。
これは、一体どのようなものなのでしょうか?

宇宙ゴミとは?


宇宙ゴミ(space debris)とは、役目を終えた人工衛星、事故により制御不能となった人工衛星、衛星とロケット本体や、多段ロケットの切り離しなどによって生じた破片などのことです。
現在地球の周りには、10cmほどの大きさのもので約7000個、1mm程度になると数百万個の宇宙ゴミが、地球全体を覆うように回っています。

近年、これらの宇宙ゴミが、年間3%から5%の勢いで増え続けており、稼動中の人工衛星や有人衛星などに衝突する危険性が問題となっています。
宇宙ゴミは、低軌道で秒速8km、静止軌道で秒速3kmと、非常に高速で回っているため、例えば直径が10cm程度のものが宇宙船にぶつかると、完全に破壊されてしまいます。

国連では、宇宙ゴミを出さない設計や、運用方法の国際的指針を早急に作り、参加国の遵守を目指そうとしています。

参考にしたサイト
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AA
宇宙ゴミ:スペースデブリ-僕らは星のかけら
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2005/03/post.html
Hubble,Space debris/ハッブル宇宙望遠鏡、宇宙ゴミ-tonarino.net
http://tonarinoanoko.seesaa.net/article/1798927.html
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