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えっ? 大人よりも子供の方が大きいカエルがいる!? - アベコベガエルの不思議

大人の方が子供よりも体が大きいのが普通ですが、なんと、大人よりも子供の方が大きいカエルがいることをご存じですか?
その名も、「アベコベガエル」です。
大人よりも子供の方が大きいカエルがいる!
オタマジャクシは、体の半分以上が「尾」なので、成長して大人になる際、一時的に体長が小さくなります。
しかしながら、時間が経(た)てば、オタマジャクシ時代よりも大きくなるのが普通です。
そんな中、親よりも子の方が大きい”アベコベ”なカエルが存在します。
その名も、「アベコベガエル」です。
アベコベガエルの子(上)と親(下)

出典:http://nuance0095.blog101.fc2.com/blog-entry-140.html
アベコベガエルの体長は、 トノサマガエルと同じくらいの大きさで、約5~7センチです。
一方、アベコベガエルのオタマジャクシの体長は、最高で、なんと、25センチもあります!
アベコベガエルの子が親より大きいのは何故?
それでは、このカエルに、何故このような逆転現象が起こっているでしょうか?

その理由は、アベコベガエルはオタマジャクシの時代が非常に長いことにあります。
子供時代がたいへん長いため、大きく成長するのです。
そのため、大人になって尾が取れると、体が一気に小さくなってしまうのです。
そして、アベコベガエルという名前は、ズバリ、親になると体の大きさがオタマジャクシのときの約4分の1になるという、成長の仕方がアベコベな不思議なカエルであることから名付けられたのです。
おわりに
「せっかく会いに来たのに、ニャンなのその態度! あたし、カエル!」

今日は、大人よりも子供の方が大きいカエルがいるという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
しかし、世の中には信じられない生き物がいるものですね。おお!(゚o゚)
そうそう。カエルといえば、日本最初のカレーの具は、なんと、カエルだったことをご存じですか?

詳しくは、以下の記事をお読みください。

えっ? 日本最初のカレーの具はポークやビーフではなくカエルだった?
カレーといえば、現在の日本ではポークカレーやビーフカレーがポピュラーですね。が、なんと、日本最初のカレーには、具にカエルが使われていました!5月頃、田んぼで「ゲコゲコ!」といっせいに鳴いたりする、あのカエルですよ!日本最古のカレーレシピには、カエルが具のひとつとして記されていた1872年(明治5年)に刊行された、日本で最古と思われるカレーレシピには、チキン、エビに加えて、なんとアカガエルまで具にするように...
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カテゴリ:[雑学]