- category *
- Title list *
- RSS *
- Admin
えっ? 新潟県が人口トップの時代があった?

日本で、「人口が最も多い都道府県はどこ?」と問われれば、誰もが「東京都」と答えることでしょう。
しかしながら、歴史をたどれば、東京都がナンバーワンではなかった時代もありました。
新潟県が人口トップの時代があった

現在では、人口トップの都道府県は東京都ですが、1872年(明治5年)に行なわれた第1回の人口統計で、全国1位の人口を誇ったのは広島県でした。
そして、1888年(明治21年)の調査では、新潟県(にいがたけん)だったのです。
その理由としては、稲作(いなさく)が盛んで農業従事者(のうぎょうじゅうじしゃ)が多かったことや、日本海側に大阪と北海道を結ぶ航路(こうろ)が通っていたことなどが挙げられます。
なお、東京が初めて1位になったのは、1891年(明治24年)のことです。
おわりに

今日は、新潟県が人口トップの時代があったという話でしたが、いかがでしたか?
今でこそ、東京の人口が一番多いですが、かつてはそんな時代もあったのですね。
しかし実は、東京の人口は、近年また減り始めているようです。
以下は、2014年から2021年までの、東京23区の転入・転出者数です。

出典:https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=72523?site=nli
このグラフを見ると、東京を離れる人が上昇傾向(じょうしょうけいこう)にあることが分かります。
この傾向が今後も続くかどうかは未知数(みちすう)ですが、これも時代の流れなのでしょうね。(@_@)ウーン
- 関連記事
-
カテゴリ:[バラエティー]