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飛行機で酒を飲むと地上よりも酔いやすくなるのは何故?

写真はこちらからお借りしました。
飛行機で酒を飲むと地上よりも酔いやすくなりますが、これは一体何故なのでしょうか?
その理由は、一言でいえば、機上(きじょう)の低気圧によるものです。
飛行機で酒を飲むと地上よりも酔いやすいのは何故?
地球上の気圧は、上空へ行けば行くほど低くなります。
ジェット旅客機の場合、短距離を航行(こうこう)する国内線でも、7000~8000メートル、長距離の国際線なら1万1000~1万3000メートルの高度を飛行します。
当然機内は気圧が調整されていますが、1500~2400メートル上空とほぼ同じ気圧となっています。

さて、気圧が低い場所では、体は普段よりも低酸素状態(ていさんそじょうたい)に置かれます。
そのため、機上(きじょう)で酒を飲むと、アルコールを分解するのに必要な酸素が十分に供給(きょうきゅう)されず、アルコールの分解・代謝(たいしゃ)が遅くなります。
その結果、地上で酒を飲むときよりも酔いやすくなるのです。
それでは、どのくらい酔いやすくなるのでしょうか?
実験によれば、酒の効果は約2倍に強まるということです。
おわりに
「うーん。地上でこれじゃ、とても飛行機では飲めないニャー」

今日は、飛行機で酒を飲むと地上よりも酔いやすくなるのは何故かという話でしたが、いかがでしたか?
酒好きな方は、特に気をつけた方が良さそうです。【><】
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カテゴリ:[雑学]